新築のプランニングは改修することを考慮して | 株式会社 村松工務店
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新築のプランニングは改修することを考慮して

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おかげさまで3代目。
足立区で木造注文住宅専門の
村松工務店 代表の村松実です。

広い敷地に家を建てる場合は、家の広さや配置をどうするかなど
それほど悩むことはないでしょう。

20140527_新築のプランニングは改修することを考慮して

でも、狭い敷地、変形地や
敷地内の障害物などの影響で片寄った位置に
家を配置せざるを得ない場合は
計画に少し工夫が必要になります。

私が住む地域には比較的狭い土地が多いです。

小さな土地でも

できるだけ広い家にしたい。

太陽の光がいっぱい部屋の中に差し込む
明るい家にしたいから窓を大きくしたい。

駐車スペースも確保したい。

そして、プライバシーをしっかり確保したい。

実現したいことはたくさんあると思います。

建築基準法では、
居室には効果的に太陽光が差し込む
開口部を設けないといけないことになっています。

狭い敷地や変形地に家を建てる場合、
道路に面した部分に駐車スペースを確保するため
道路側に広いスペースを取りますので、
道路側の部屋に差し込む太陽光の量は充分確保できます。

しかし、三方が隣地の場合は、
家の配置、広さや間取りを考えないと
居室に充分な太陽の光が確保できません。

どう計画しても太陽光を取り入れられない部分には、
収納やトイレ、浴室などの水回りを配置したりします。

太陽の光が必要ないのですから、
隣家に接近して建てても問題ありません。

様々な条件によって、
隣地境界線ギリギリに
家を建てる場合が少なくありません。

新築工事のときは、
比較的お隣さんが協力的で、
土地を借りて作業させてもらえる場合が多いですね。

ところが、

外装の改修工事などメンテナンスをしようとしたときに、
以前は作業足場を組むなどのために土地の使用を
許可してくれた隣家の方が、
こんどは許可してくれないということが起こる場合があります。

そうなると、工事そのものができなくなってしまいます。

長年その地に住んでいる方であれば、
隣近所との人間関係が良好な場合が多いのですが、

そうでない場合は、暮らし始めてからの
ご近所との関係性に影響される場合があります。

「なんとかしてください。」と頼まれたこともありますが、
こればかりはかなりたいへんで難しいですね。

そうならないために、
建物の大きさを多少小さくしてでも、
建物の周辺に作業できる程度のスペースを
確保することをアドバイスしたいと思います。

新築当初は、「もったいない。」と思うかもしれません。

でも、永く住まう家です。
建て主は良いご近所づきあいをしていたとしても、
子の世代も同じようにというわけにいかない場面に
何度も遭遇しました。

家は一度建ててしまえばメンテナンスはいらない、
ということはありません。

定期的に維持管理していくことによって、
永く住むことができ、
家の資産価値も保たれます。
次世代に受け継いでいくことができるのです。

また、工事会社頼みもよくありません。
新築したときは工事会社が近隣と話をして
許可していただいたような場合、

メンテナンスの時もその会社が
存在しているかどうかはわからないからです。

また、会社そのものよりも
工事担当者がよく動いていた場合も、
転勤や退職などで
その担当者がいなくなってしまう
ということも起こりえます。

「できるだけ敷地いっぱいに建てましょう。」と
依頼先が行ってきたりしたら注意しましょう。

「できるだけ敷地いっぱいに建ててください。」と
言ったりしないことも大切ですね。

建売住宅などは、
小さな敷地にできるだけ部屋数を
多くする計画をして建ちますので、
隣地との距離が狭い場合がけっこうあります。

以前、建売住宅を購入して5年目の方から、
今後のメンテナンスのことでご相談いただき、
現状を見に行きました。

隣家の建物との距離が30センチメートルほどしかなく、
屋根の軒樋の付近ではほとんど
ピッタリくっついている状態です。

これではご相談いただいた方だけではなく、
隣家の方もメンテナンス不可です。

一つの区画に建売住宅を何棟も建てる場合は、
こうしたことが起こってもおかしくありません。

ぜひ、住まいの10年後、20年後と
先のメンテナンスの事を考えて
家づくりを計画していただきたいと思います。

村松工務店は、自然素材を多用した
笑顔いっぱいの、気持ちいい家を造る
地域密着工務店です。

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