家づくりは暑さ対策をむねとすべし | 株式会社 村松工務店
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家づくりは暑さ対策をむねとすべし

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おかげさまで3代目。
足立区で木造注文住宅専門の
村松工務店 代表の村松実です。

日本の家は夏に過ごしやすい家にした方がいい、
と吉田兼好が徒然草の中で言っています。

昔も今も、日本の夏は暑く、ジメジメと湿気が多いんですね。

今も残る寺社仏閣の造りは、床が地面よりもかなり高く位置していて、
床下は開放されていて風が通り抜けやすくしています。

また、一般的な住まいでは、
部屋は障子や襖で間仕切られていて、
開け放てば風の通り道を確保でき、
過ごしやすい空間にすることができます。

20140620_家づくりは暑さ対策をむねとすべし

夏の日差しを遮るために
軒を深く(長く張り出す)もしています。

現代でも同じような家づくりができると良いのでしょうが、
地域によっては土地が狭かったり、家々が密集していて、
なかなか風の抜け道を確保するのは難しいかも知れません。
構造的にも制約がありそうですね。

また、昔と違って道路は舗装され、
敷地内の外構もコンクリートで固められたりして、
日差しの照り返しがとてもきつくなっていて、
暑さを助長しています。

家の中には電化製品があふれ、
作動するたびに熱を発生します。
涼しく過ごすために、エアコンがフル回転。
室外機からの熱風があちらこちらで放出されます。

こうした影響もあり、地球が暖かくなってきています。
今や、機械の手を借りなければ夏は過ごせません。
家の中で熱中症になってしまうくらいですからね。

今の日本の家は昔に比べると
気密性が高くなっているので、

家の中に熱がこもりやすく、
逃げにくいんですね。

では、冬はどうでしょうか。
昔の夏をむねとした家では冬は寒過ぎますね。
夏仕様の家ですから隙間だらけです。

暖房も暖を採るというくらいですから、
火鉢などで人のいる周りだけ暖かくするしかなかったんですね。

寝る時には火を落とすのですから、
布団を何枚も重ねないと寒くて眠れなかったと思います。

服を重ね着して、暖かさを確保することはある程度は可能ですね。
逆に、夏は裸以上に脱ぐことはできないのですから、
涼しさを手に入れることはとても厳しいですね。

やはり、現代の日本では、
夏を基準として家づくりを

考えたほうがいいと思います。

ただし、開放的にして風を通すと以外に、
外に閉じて、外の暑さや湿気が
家に入らないように工夫することがとても大切になりますね。

今も、断熱性を高めるための様々な方法が研究、開発されています。

北海道や東北などでは、夏は過ごしやすいが冬は極寒ですから、
採暖という考えでは生活できない地域もありますので、
一概に夏を基準にはできませんが、
都内では当てはまるのと思います。

夏を快適に過ごすためには、
これから家づくりを考える方は、
家の断熱性能と気密性能を
高めることが大切と思います。

特に太陽光をまともに受ける屋根、南や西に面する
外壁部分の性能を高めることは有効ですね。

あるいは敷地に余裕があれば、
家の南側に落葉樹を植えたり、
軒を深くして直射日光を遮ることもできると思います。

窓の外にすだれなどを垂らして、
日光が部屋の中に
直接入らないようにすることも

簡単にできる工夫でしょう。

このような家づくりや工夫をすると、
家の中に強い日差しが入りにくくなり、
また、家の中の熱も逃がしませんので、
エアコンの効率も良くなり、
保温能力も高まるので、省エネ効果も期待できますね。

同様に冬にも効果があります。

人間の体温や照明などの電気設備、家電からの
放熱なども相まって、自然発生的に熱を生み出しています。

できれば採暖ではなく、
家全体を同じ温度空間にできることが、
省エネにつながり、
健康的にもヒートショックなどが起こらず安心ですね。

やはり、日本の住まいは夏をむねとしたほうがいいですね。

そして、打ち水や風鈴など、
先人の知恵を生かせば、

より涼しさを感じることができるかもしれません。

気候の良い春や秋などは、閉じずに開放して、
外とつながれるように工夫できると、
言うことなしではないでしょうか。

村松工務店は、自然素材を多用した
笑顔いっぱいの、気持ちいい家を造る
地域密着工務店です。

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