家のリフォームしかできない | 株式会社 村松工務店
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家のリフォームしかできない

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こんにちは!
おかげさまで3代目。
創業78年、足立区で木造注文住宅専門の
村松工務店 代表の村松実です。

家を新築できずリフォームするしかない

家のリフォームしかできない

家の老朽化が進み、
いよいよ手を加えないといけないなと感じるようになり、

加えて普段から感じている
使い勝手の不便や不都合などを解消するために、
家を建て替えて新築かリフォームかを考えることになると思います。

今までの家を解体して新築することができるのならいいのですが、
リフォームしかできない場合があります。

家を新築したいと思っていても法規上できないということです。

昔から何代にもわたり住み継いできた家の中には、
路地や通路に面しているが道路に接していない
という場合がしばしばあります。

建築基準法では一般的に
幅4メートル以上の道路に2メートル以上敷地が
接していないと建築を許可されません。

昔からそこに長く住んでいる方からすると
不合理に感じるかもしれません。

しかし、今は防災とか災害時の避難という面から非常に厳しくなっています。

私の住む地域は軟弱地盤でかつ木造密集地域のため、
地震や火災による被害の危険度が一番高い地域として
認定されています。

老朽化が進み危険な状態の住宅も少なくありません。

建て替えたい方はたくさんいます。
しかし、先ほどの理由で建て替えて新築することが叶いません。

行政は人にも街にも危険な状態の
老朽化した木造住宅を少なくしたいという
思いがあるにも関わらず、法規により許可を出せません。

住人は危険だとわかっていても他に移り住むこともできず、
手を加えながら住み続けるしかありません。

このような場合でも、
子世帯が親と一緒に住もうと決意したならば、
大きくリフォームして、
耐震性を高めて住み継いでいくことはできます。

しかし、現状は、子供たちは実家を離れてしまい、
親の工事する意欲も半減してしまい
そのまま親世帯だけで暮らすようになってしまう
事例が多いように思います。

私が相談を受けて調査に行ったお宅も、
少し大きな地震でも来れば倒壊してしまう
危険がある家でした。

道路に面していないため新築はできません。
かといってリフォームだけでは対処しきれないほど
古かったり、傾いていたりします。

こうした家は密集している場合が多いので
隣家とぴったりくっついているような状態で
手を加えることができません。

本当に住人の方と話をしていて
もどかしい気持ちになります。

先代、先々代のときはこうした方の家を
無許可で新築したこともあったそうです。

そうしてあげることで家族の方が救われると思ったからでした。

ご近所の方々も協力的でした。

ところが今は行政の取り締まりがとても厳しく、
また、近所からの心無い(?)通報により工事が
停止させられてしまうことがあります。

私たち業者はお咎めを受け始末書を書かされます。
資格者としていけないこととはわかっていますが、
何とかしてあげたいという気持ちで
新築していたんだと聞いたことがあります。

新築したくてもできない状況では
リフォームを選択するしかなく、
それでも充分なリフォーム工事ができない場合が
少なからずあります。

構造的な補強も充分できない中、
屋根や外壁の改修で雨漏りを防ぎ、
せめて室内の模様替えや設備の取り替えなどで
暮らしに変化を持たせて住み心地を整えていく
くらいしかできません。

国や地方自治体で決められたことなので
私たちではどうすることもできません。

しかし、地域特性を考慮して、
人が生きていくうえで最低限確保されなければならない
衣食住の「住」の部分をもう少し柔軟に考えてくれたら、
安心して暮らせることを喜べる方が
もっと増えると思うのです。

村松工務店は、自然素材を多用した
笑顔いっぱいの、気持ちいい家を造る
地域密着工務店です。

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